Friday, March 27, 2015

和歌山産スウェットを使用し久留米の技術で仕上げた《Champion》の日本製スニーカー

あの「キング・オブ・スウェットシャツ」として親しまれ、多くのファンに愛用され続けるアメリカンブランド、《Champion(チャンピオン)》の日本製スニーカーが入荷しました。
「チャンピオンでスニーカーで日本製だと?」と不思議に思われる方も多いでしょうが、実はこれ、なかなか由緒正しいアイテムなのです。

製造元は、1892年創業(!)、福岡県・久留米市の老舗靴メーカー、アサヒシューズ(アサヒコーポレーション)。
1970年代初頭、設立直後のナイキのスニーカーを製造・輸出していたことでもおなじみの、歴史と技術を持つメーカーです。

使用される素材は、スウェットの名産地として知られる、和歌山県・紀州地区産。
このシューズ用に編まれた、裏毛パイルとグレー杢にこだわった、ふんわり厚手のスウェットです。

Champion / Vermont SO(バーモントSO スリッポン)
8,640円(税込)



Champion / Vermont CK(バーモントCK チャッカー)
8,640円(税込)


『Vermont(バーモント)』は、オーセンティックなバルカナイズ製法のスニーカー。

バルカナイズ製法とは、合成ゴム素材のソールと、アッパーを別々に制作し貼り合わせ、構造強度を高める為に加硫釜の中で加圧・加熱させる工法。
その為、型崩れしにくく、足になじみやすい特徴があります。
熟練を必要とし、人の手で1足1足作るため非常に手間がかかり、国内で製造を続けるメーカーは少なくなっています。

雰囲気の良い杢グレーのスウェットと、少しクリーム色のソールの組み合わせが最高ですね。
シャープなシルエットとシンプルなデザイン、ニュートラルなグレーカラーで、幅広いスタイルに合わせやすいシューズに仕上がっています。

アウトソールには全面に波状の細かな溝が入った「カッティングソール」を採用。
路面でのグリップ力を高めてくれます。

Champion / Rochester SL(ロチェスター SL)
12,960円(税込)

個人的にオススメしたいのが、このヴィンテージ・ジョギング・モデルの『Rochester(ロチェスター)』。

どう見ても『フォレスト・ガンプ』でトム・ハンクス師匠も履いていた、『例のアレ』からサイドのアレを外したようなニヤリとさせられるデザインですが、よく考えてみてください。
例のあの名作ジョギングシューズを1970年代初頭に製造・輸出していたのは他でもないアサヒコーポレーションですよ。
ということはコレこそが本物?
しかも和歌山のスウェットを使用した日本製?
…最高じゃないですか!

という飛躍したロジックや歴史的背景などを抜きにしても、かなりかわいい1足です。






Champion / Vermont SO(バーモントSO スリッポン) 8,640円(税込)
Champion / Vermont CK(バーモントCK チャッカー) 8,640円(税込)
Champion / Rochester SL(ロチェスター SL) 12,960円(税込)

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