Wednesday, October 10, 2012

《PULSAR》のミリタリー・クロノグラフ・ウォッチ

以前から、何か腕時計は取り扱いたいと思っていました。
でもやるからには、他にないものを。
でもアンティークとかじゃなくて、気軽に使えるタフなヤツ。
デザインはシンプルで、ナイロンストラップが似合うのがいいな。

そういうのないかなー?って探してたんです。

ついに見つけてしまいました。
それも結構意外な方面から。



PULSAR / Military Chronograph Watch
17,640円(税込)

もはや説明不要の日本を代表する時計メーカー、《SEIKO(セイコー)》。
オリンピックなど、あらゆる国際競技の公式時計としても採用されている、信頼のブランドですが、実はイギリス軍のミリタリーウォッチまで製作・納入していたのは、知る人ぞ知る事実です。

世界初のLEDデジタル腕時計でおなじみの、《PULSAR(パルサー)》ブランドを、1979年にハミルトンから取得したSEIKOは、輸出向け海外戦略ブランドとして使用。
欧米ではSEIKO/PULSARは、独創的で高機能な、日本製ウォッチ・ブランドとして絶大な支持を集めています。

SEIKOが'80〜'90年代にRAF(イギリス空軍)とRN(イギリス海軍)向けに納入していたクロノグラフ・ウォッチで、最も人気の高いモデル、『Gen. 2』に非常によく似たデザインで、かなりカッコイイこの《PULSAR(パルサー)》の腕時計。
実は、SEIKOに代わって2000年代に納入されるようになった、PULSARの軍用ウォッチの民間モデルなのです。

外観上の違いは、裏蓋のデザインと、文字盤に入るLマーク(ルミノバ夜光塗料使用表示。ちなみにミリタリーウォッチによくある「T」はトリチウム、「P」はプロメチウム使用を表しています)の有無のみ。
シンプルなブラックの文字盤や、海軍・空軍の使用に耐えられる、タフな性能はそのままです。

軍用の現物は放出品も少なく、市場価格が高いのですが、この値段なら気軽に扱えますね。


オリジナルのグレーのナイロンベルトもいいのですが、色が濃い方が全体の雰囲気が締まりそうです。
ちょっと試してみました。

NATO軍のナイロンストラップ(私物)に交換。

文字盤のブラックとマッチして、かなり男らしい印象になりました。
ネイビー、オリーブ、ブラックの無地も合いそうです。

今年の春頃話題になった、A.P.C.のリストバンド。
NATOタイプのナイロンストラップを2つ繋ぎ合わせて、紐で飾ったものなので、分解すると20mmの時計のバンドとして使えます。

ちょっとポップなカラーも合いますね。
Smart Turnoutのレジメンタルシリーズも使えそうです。

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