Friday, November 4, 2011

レザーシューズのサイズ選び

発売以来、ご好評いただいております、Eight Hundred Ships別注のTricker's。
こちらも加えて、レザーシューズ関連の品揃えが、かなり豊富になってまいりました。

最近では『スニーカーに替わる何か』として、すっかり市民権を得た感じのレザーシューズのカジュアル・ユースですが、「サイズがイマイチわかんないんだよねよ〜」という声も、よく耳にします。
ウチみたいな、オンラインストアで購入する場合は、特に難しいですよね。

そこで今日は、『実録・自腹シリーズ』の一環として、実際にスタッフは、どの靴の、どのサイズを選んでいるか?というのを公開致します。
かなりカジュアル寄りなセレクトですが、参考にしていただければと思います。


◆スタッフSの場合

こちらの"Two Tone Derby Brogues"はSさん考案の別注モデル。
早速バッチリ履きこなしています。
サイズはUK8です。

身長176cm、中肉中背の成人男性。
太めのパンツを好み、靴も常に大きめを履いています。

ガチの革靴屋フィッティングだと、24.5cmぐらいの足なんですが、デカめが好きなのでスニーカーは9.5か10。
レザーシューズだと、Tricker'sのWoodstockはUK8、Mark McNairyはUS8.5、This is...のDerbyは最初から大きめに作られているので、7.5を履いています。
ちなみにAldenは8だそうです。


◆スタッフMの場合

グレースエードのロングウィングTricker'sは、ワタクシMの考案モデル。
とにかくボリュームのある、完全カジュアル仕様のシューズを目指して別注してみました。

Tricker'sの場合、特別な裏技でも使わない限り、メンズシューズのウィズは"Fitting 5"(Eウィズ相当)と決まっています。
それに、独特のウェルト(コバ)の張り出し感と、ダブルソールやコマンドソールのボリュームが組み合わさるので、同じ『レザーシューズ』と言っても、スッキリしたUSモノの革靴とは全くの別物のような印象になります。

普段選んでいるサイズは、スニーカーは大体9、コンバースはサイズがズレるので8.5、USモノの革靴やブーツは大体8です。
USNのドレスシューズは幅が狭いので8.5、adidasの'80sシリーズなんかも狭いので9.5まで上げています。
実際の足はかなり小さめで、甲高・幅広の純和風ラスト。
ビルケンシュトックは40を履いています。

で、このグレーのトリッカーズですが、ネイビーのモデルより少し甲が高く、全体のボリューム感もあったので、UK7で落ち着きました。
もう少し長い方が見た目には良さそうですが、装着感で7に決定。
ネイビーの方ならUK7.5ですかね。

自前のUS9.5のCampus 80sと、UK7のトリッカーズのアウトソールが、奇跡的に全く同じ全長でした。
おそらく、「これ以上長いと階段でコケる」というセンサーが働いたんだと思います(笑)。
こうして見ると、レザーシューズというより、トレッキング・ブーツみたいなボリューム感ですね。
かなりカワイイ(自賛)。


と、ちゃんとした靴屋さんの言うことを全く聞かない人達のサイズ選び・2例だったわけですが、参考になりましたでしょうか?
今後も事例を増やすべく、事務所に遊びに来た知り合い達のサイズ選びをドンドン撮影していこうと考えてますので、ご期待(ご協力)していただければと思います。

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