Monday, May 30, 2011

HexicoのDeformer Jacket

先週末は梅雨前線と台風2号がぶつかって、かなりの大雨になりましたね。
そして今日も雨は上がりましたが、肌寒い日が続いています。
5月末だというのに。

こういう時期に浮上してくるのが『羽織モノ問題』。
裏地付きのアウターや、裏起毛のスウェットなんかは結構持ってても、裏地ナシでさらっと羽織れるライトなアウターとなるとなかなか良いのが無い、というアレです。

そして梅雨が開け、夏に突入すると、「いい大人が半袖・半ズボンで出歩いていいのか?」という別の問題も浮上してきます。

ココで朗報。
これらの問題を一気に解消してくれる、ステキなシャツジャケットが入荷しましたよ!

Hexico / Deformer Jacket(ヘキシコ/デフォルメジャケット)

あのHexicoさんの新作、"Deformer Jacket"でございます。

一見すると、ライトオンスなカバーオールなんですが……お?裾が丸いぞ?

シャツのようにラウンドした裾のラインと、絶妙なショート丈で、シャツでもカバーオールでもエンジニアジャケットでもない新感覚のフィッティングを実現しています。

生地はデニムシャツと同じ厚さの8オンス・ジンバブエ・デニム。
Tシャツの上に羽織れば、ほとんどシャツ感覚。

シャツ・オン・シャツもきれいにキマリます。
さらに上にコートとか着ても良さそうですね。

Hexicoならではのマニアックなディテールも盛りだくさん。
レインボーステッチの下糸も見逃せないポイントですが、
ヴィンテージのワークウェアっぽいポケットの縫い方(ステッチの終わり方)にも注目です。

Tシャツ&ショーツスタイルが中心の真夏にも、持ち歩き用として常備しておきたい一枚ですね。

WichardのSafety Snap Hooks

Wichard / Safety Snap Hook(ウィチャード/スナップフック)

キーホルダーとパンツのベルトループを繋ぐのに非常に便利なカラビナ。
カラビナといえばクライミング用品のイメージですが、実は海にもあるんですよ。

1911年創業の、フランスのマリン・セイリング用品メーカー、"WICHARD(ウィチャード)"社のカラビナ(正確には『セーフティ・スナップフック』)が入荷しております。

同社からは普段使い向けにスケールダウンしたものも発売されていますが、こちらはヨットなどでロープを固定するために使われる本物!
耐食性、耐久性に優れたステンレス製で、なんと使用荷重480kg、破断荷重700kgという実力派です。

そんな命がけの現場で支持されるプロユース・アイテムなのですが、同時にフォルムや表面の仕上げも美しく、モノとしての存在感がハンパないことになっております。
これが『機能美』ってヤツですね。

実際に装着した時の、ベルトループからカギ先端までの距離感や、トップスからの見え方も絶妙なセッティング。
すぐに曲がったり、アルマイトが剥がれたりする『なんちゃってカラビナ』はやめて、即座にコレにするべきです。

Thursday, May 26, 2011

現地買い付けグッズシリーズ Pt.3

一部で大好評のアメリカ買い付けシリーズ。
今回もくだらなくて素晴らしいグッズをご紹介します。

THE HOME DEPOT / Canvas Work Apron(ザ・ホームデポ/キャンバス ワークエプロン)

ホームセンターに行くと無意味にテンション上がりますよね?
それが本場・アメリカのものなら、10倍はブチ上がりです。

なんせスケール感が違います。
一体どこまであんの?という広大な敷地と天井高に、これでもか!とばかりのアイテム群。
便器とか流し台も実物が棚にズラズラ並べてますからね。

あと、あたりまえだけど、売ってるモノがいちいちアメリカっぽいのもヤバイです。
コンセントや、スイッチ、ドアノブなど細かいパーツも、なんかカッコイイUS規格なので、どの棚見ても卒倒寸前。
商品パッケージもセンスあって楽しいです。

そんな魅惑のワンダーランド・ホームセンターを代表するチェーン店といえば"THE HOME DEPOT(ザ・ホームデポ)"。
ココのオレンジ色のロゴがまた可愛いんですよ。
そんなワケで、HOME DEPOTロゴ入りオリジナルグッズを仕入れてみました。

こちらは作業用エプロン。
工具や、ネジ、釘なんかを入れるポケットとして使うものです。

家具の組み立てや、自転車の整備などのちょっとした作業でも、コレを巻くだけで気分はアメリカン。
もちろん本格的な建築現場作業にもどうぞ。

「憧れるけど、そういうのできないッス」という不器用な方は、暖簾やタペストリーなど観賞用としていかがですか?


THE HOME DEPOT / Reusable Shopping Bag(ザ・ホームデポ/ナイロン ショッピングバッグ)

そんな広大なホームセンターの店内で大活躍するのがショッピング・カートとショッピングバッグ。
こちらはHOME DEPOTオリジナルのショッピングバッグです。

上部のプラスチックのフックをカートに掛けると、ピッタリサイズの内張のように。

要するに、

家から持ってきたこのバッグをカートにセット

買い物

レジを通す

またカートに入れる

そのまま駐車場まで押していってバッグごと車に積む

という一連の流れ。

軽量にしてかなりの大容量なので、こういう習慣のない僕らにも、いろいろ使い道がありそうです。
キャンプ用品を持ち運んだりとか、自転車のカゴにセットするとか、ランドリーバッグ的に使うとか。

建材や電動工具なんかも買って帰れるバッグなので、強度はお墨付きです。


STAPLES / Car Tire Calculator(タイヤ型計算機)

ホームセンター級の広さで、文具・オフィス用品のみを取り扱うSTAPLESもかなり魅惑の空間。
本格的な事務用品から学童向けの文具まで、無数に取り揃えられているのですが……このタイヤは一体なに?

STAPLESのロゴ入り、タイヤ型電卓。
子供向けなのか、デスクで車好きをさりげなくアピールしたい大人向けなのかよくわかりませんが、無駄な完成度の高さにショックを受ける「なぜそうなった?」系グッズです。

液晶もボタンも小さくて正直使いにくいのですが、「電卓としての性能を殺してまでタイヤに似せる」という謎の情熱はビンビンに伝わってきます。

Monday, May 23, 2011

U.S.NAVY Type Oxford Shoes

怒濤のレザーシューズ入荷ラッシュもとりあえずラスト。
ラストにふさわしく、『あのラスト(木型)』の靴をご紹介(上手いこと言った風に)。

でも、なんだかかなり謎の多い商品なんです。

Dead Stock U.S.NAVY Type Dress Oxford Shoes 4195(デッドストック USネイビータイプ民間モデル サービスシューズ)
Dead Stock U.S.NAVY Type Dress Oxford Shoes 5001(デッドストック USネイビータイプ民間モデル サービスシューズ)

U.S.NAVY(アメリカ海軍)にて正装用として支給されていた"Dress Oxford Shoes(ドレス・オックスフォード・シューズ)"。
現代でも「Service Shoes(サービス・シューズ)」などの名で親しまれ、その独特のスリムなシルエットと合わせやすさからファンの多いアイテムです。
個人的にも大好きで、どんな服にも合ってしまうので、ほぼ毎日のように履いています。

昔の人たちも「こんないいものを海軍だけに履かせるのはもったいない!」と思ったのかどうなのか、納入していた靴メーカーから、ほぼ同じ仕様のシューズが民間用として発売されていたケースがありました。
一般人の購入以外にも、支給される数が決まっていて自由な買い替えが利かないため、買い足したい軍人たちも民間モデルを購入していたとか。

しかし、いわゆる払い下げ品(過剰供給分の一般流出)と違い、ミルスペック表記もなく、製造年等かなり謎の多いこのアイテム。
こうなったら各部ディテールをもとに、勝手に年代特定するしかない!
ってことで、いろいろ調べてみました。

ミルスペック品でも、製造メーカーや年代でかなりバラつきのあるインソールですが、今回入荷したものは、なんとサイズごとに色がバラバラ!
軍物には見られない、"Genuine Goodyear Welt"の箔押しロゴがちょっとシャレてます。

右が今回入荷の民間モデル。左は'80〜'90年代のサービスシューズです。
このT字型のヒールカウンター。
'40sのサービスシューズに見られる仕様で、'50年代にはもう左側のと同じタイプになっていたハズ。
ってことはもしかして……。

9ハーフになると6穴になったりする柔軟な姿勢もステキです。

今回入荷したモノの中で、サイズ9.5のものだけ微妙に仕様が違います。
4195』、『5001』と分けて出してみました。
箱にそう書いてた(それとサイズしか書いてなかった)ので。

そして古いモデルの一番の魅力はアイレットの下に入るステッチ。
コレも'60sぐらいまでの仕様。
このステッチとフラットのシューレースの組み合わせがかなりカッコいいワケですよ。

コッチがステッチなしの'90年代もの。
かなり雰囲気が変わります。
コレはコレで良いですけどね。

と、どう考えても'40年代(WW2)頃の仕様が完全に盛り込まれているこのシューズ。
ただ、納入義務の無い民間用のため、ミルスペックから離れて、後の年代に昔の仕様で作っていたという可能性もあるので、何とも言えません。
ただ言えるのは、「昔っぽくてなんかカッコイイ!」ということ。

スッキリとした面構えで人気のNAVY LASTですが、さらにスマートさを強調するCウィズからご用意。
梅雨時に活躍するラバーソール・タイプと合わせて、ぜひご検討ください。

Friday, May 20, 2011

現地買い付けグッズシリーズ Pt.2

初夏の靴まつり』絶賛開催中のEHSですが、今日はアメリカ買い付け雑貨シリーズのご紹介です。
今回も、いい意味で「だったらどうなの?」感全開のグッズが登場!

早速ご紹介致します。

Foam Puzzle - United States(フォーム地図パズル アメリカ)

知育玩具やヨガマットなどに広く用いられる、EVA素材のパズルです。
アメリカの地図が州の形に切り抜いてあって、遊びながら位置関係を憶える事が出来ます。

これ、やってみると難しいですね。
自分は中西部に弱いことが分かりました(笑)。

さすがにロード・アイランドやコネチカットは省略されてますが、別枠でアラスカとハワイまで収録。
組み立てなくても、バラして盛ってるだけでもカワイイですよ。


Money Pencil(ドル札柄鉛筆1ダースセット)

はい、ドル札柄の鉛筆です。

これぞ、だったらどうなんだ系グッズの極み!
でもこういう総柄の鉛筆ってイイですよね。

1ドル札〜現在では流通が無く、マニア間で高値で取引されているという超高額紙幣・500ドル札&1000ドル札まで網羅。
12本入りです。


Will Return Clock(Will Return 掛時計)

アメリカの商店のドアによく掛かっている、表が『OPEN, COME IN(営業中)』、裏が手で動かせる時計になってて『WILL RETURN(○時に戻ります)』の表示が出来る看板ってありますよね?
↓こんなの。
日本でも古着屋さんなんかがよく使ってますね。
アレがそのまま本当の掛時計になったアイデアグッズです。

いつまで待っても戻ってこない!

これ確か何かのデザイナーズものだったハズ。
以前、MOMAとかMOCAとかのミュージアム・ストアで売ってるのを見たような……。

Tricker'sやMark McNairyと並列で、『だったらどうなの?系グッズ』にも力を入れているEHS。
『¥20,000以上のお買い上げで送料無料』ですので、「あと1品!」という時にプラスしてみてはいかがでしょうか?

Wednesday, May 18, 2011

Tricker's Woodstockが入荷しました

かなり暖かくなって、余裕でショートパンツで出歩ける気候になってきましたね。

でも、ショーツにスニーカーやサンダルを合わせると、どうもカジュアルすぎる気が……。
どうしても、「スラックスっぽパンツにはスニーカーかブーツ」、「ショーツやデニムにはレザーシューズ」と、バランスを取りたくなってしまいます。

そんな『大人男子』、もしくは『ちびっこ紳士』の方々に、ぜひおすすめしたいシューズが入荷してきました。

Tricker's / Woodstock - Moccasin Brown Leather(トリッカーズ/ウッドストック モカシンブラウン レザー)
Tricker's / Woodstock - Gaucho Suede(トリッカーズ/ウッドストック ガウチョ スウェード)

Tricker'sというと、ウィングチップのカントリーブーツを思い浮かべてしまうのですが、こちらはシンプルなオックスフォード(ローカット)のプレーントゥ。
"Woodstock(ウッドストック)"というモデルです。

でも実はコレ、ドレスシューズではなく、『カントリー・コレクション』に属するもの。
要するに、ウィングチップから、ブローグやメダリオン等の装飾をすべて排した状態というワケ。

言われてみれば、このかかとのカッティングが、いかにもTricker's。
ココをギザギザにして、穴を並べると……あ、アレだ!


きわめてシンプルですが、生まれがカントリー系なので、上品な中にどことなく無骨な表情も。
コバの張ったレザーのダブルソールが、ショーツやデニムスタイルに最適なボリューム感を演出してくれます。

赤みがかったレザーの方は、チェックのショーツや、ワンウォッシュのデニムなど、プレッピーベースのきれいめカジュアルに。
スウェードの方は、ワーク・オックスフォードのノリで、ロールアップしたペインターパンツなんかに良いんじゃないでしょうか?

もちろんビジネスやドレス・スタイルにもOK。
かなり厚みのある上質なレザーを使用しているので、じっくり履き込んで育てていきたい1足(もしくは2足)です。

Eight Hundred Ships & Co: Tricker's商品一覧

Tuesday, May 17, 2011

This is... / All-Cotton Athletic Shoe Lacesに新サイズ登場

毎日おそろしいほどのペースで売れ続けている『This is... / All-Cotton Athletic Shoe Laces(オールコットン アスレチックシューレース) 』に、新サイズが登場。

これまでの54インチ(ハイカット用)45インチ(ローカット用)に加えて、4〜5穴のデッキサイズのスニーカーにピッタリの32インチタイプが発売されました。

VANS Era/Authentic、トップサイダー、スキッドグリップなどにジャストなサイズです(Vansなら106やChukkaもこのサイズ)。
しかも現行のスニーカーにありがちな、『長過ぎて先端が着地問題』を解消する程よい長さ。
もちろんコットン100%なので、見違えるほど雰囲気もアップします。

画像は履き込んでギリギリまで追い込まれていたスエードのAuthenticに入れてみた状態。
画像右側(左足)がコットンシューレースです。
標準装備のヒモ(だいたい36インチが多いです)より微妙に短くなってるのはお分かりいただけるでしょうか?
生成の綿100%素材もスウェードに良く合ってますね。

ドレスシューズ向けロウ引きタイプと合わせて、色々お試しください。
きっとステキな組み合わせが見つかるはずです。

Saturday, May 14, 2011

This is...のWaxed Dress Shoe Lacesを入れてみた【48インチ篇】

This is... / Waxed Dress Shoe Laces - 48inch

先日の『30インチ・検証篇』に続き、ワックスド・フラットシューレース、ブーツ用の48インチを装着してみました。

モデルはレッドウィングのアイリッシュ・セッター。
みんな1度は履いたことがあるはずの大定番ですが、
今また、世界的アメカジ・ブームに乗って、ヨーロッパ方面からリバイバルの兆しです。

知ってると思いますが、あの最初についてるヒモって、オイルやなんかで汚れてくるんですよねー。
コレもかなり汚れてて、撮影前に捨てちゃってたのでBefore画像がありません。

赤茶の表革にブラウン、ベージュのスウェードにブラックを、それぞれ入れてみました。

実はこの48インチ、レッドウイング純正シューレースの長さと同じなんです。
雰囲気的にも単色&フラットになった分、落ち着いた感じでよろしいかと。

ブーツとシューレースのカラーの組み合わせは各自色々試してみてください。
ソールの張り替えとなると、お金も時間もそれなりに掛かりますが、『シューレース交換』は気軽に楽しめるカスタムとして本当にオススメです。

「ブラックレザー(スーパーソール等)に、黒のロウ引きフラットレース」なんかも良いと思うなー。

Wednesday, May 11, 2011

This is... / Cordovan Zipper Pulls(ディスイズ/コードバン・ジッパープルズ)

This is... / Cordovan Zipper Pulls(ディスイズ/コードバン・ジッパープルズ)
Color:Black, Brown, Tan, Navy, Burgundy, Olive

全部キャンバスのアウトドア系リュック』、『ブタ鼻型コインケース』など、一瞬、「だったらどーなの!?」と思わせつつ、確実に男子諸君のハートをカツアゲしていく、ハイセンス&ハイクオリティなアイテム提案に定評のある"This is...(ディスイズ)"さんから、またまた問題作が到着。

手袋状態での開閉をしやすくするため、主にアウトドア・ブランドのバッグに付けられているジッパープル(「ジッパータブ」の呼び方が一般的かも?Gregoryのスウェードのヤツが有名ですね)。
アレをなんと、その硬度と光沢、希少性から「レザー界のダイヤモンド」と呼ばれる、高級皮革の代名詞・コードバンで製作。
な、なぜ!?(嬉)

たくさん買って、自前のバッグを高級仕様にカスタムするのもいいし、付属のリングとの組み合わせで、そのままキーホルダーとして使うのもアリです。
リボンっぽくペロンと出る感じが、たまらなくカワイイ。

あ、冬用のアウターにもいいかと思います。

Tuesday, May 10, 2011

現地買い付けグッズシリーズ/知られざるアメリカ定番文具たち

世界各国の名品を取り揃えている(つもりの)当Eight Hundred Shipsですが、「だったらなんだよ!(笑)」みたいな、イイ意味でどーでもいい感じのグッズも大好きなんです。
でも、どーでもいいようで、どーでもよくないコアなポイントも押さえてるっていう。
コレ、かなり説明不可能な領域なんですが、このオンラインストアを覗いてくれて、綿100%の靴ヒモや、相当ギリギリな柄のソックスなどに反応していただいている方にはわかっていただけるかと思います。

で、「そういうのはやはりアメリカ現地買い付けに限る!」ということで、特派員の方にお願いして色々仕入れて来てもらいました。
なかなか良いものが見つかりましたよ。
ありがとうございます!

その現地買い付けシリーズより、今回紹介するのは『知られざるアメリカ定番文具たち』。
「北米ではブッチギリのシェアを誇っているベストセラーなのに、なぜか日本では見かけない」、そんなアイテムを集めてみました。


アメリカ国内で油性マーカーといえばコレ!という定番、Sharpie(シャーピー)のFine Point(ファインポイント)。
日本でもたまに売ってるので、見た事あるという方も多いかと思います。

↓こういうの。
どうやら有名人がサインするときは必ずこのペンらしいです。

このSharpieに、超クールなステンレス・バージョンがあるのはご存知でしょうか?

数年前ネットで情報をキャッチして以来、かなり欲しかったアイテムなのですが、当然のように日本未発売。
Flickrなどで画像を見ながら羨ましがる日々が続きましたが、今回ようやく現物にお目にかかる事が出来ました。
やったね!
Sharpie / Stainless Steel Permanent Marker(シャーピー/ステンレスマーカー)

通常のファインポイント・ペンより若干太めで、キャップとボディの段差を無くした高級仕様。
ヘアライン仕上げのステンレスボディに、シャドー風デザインのロゴで、かなりオトナな雰囲気です。
価格的にも通常版よりかなりアップしますが、中身が詰め替え可能なので長く使う事が出来ます。


高級感あふれるバージョン・アップ品も嬉しいけど、昔ながらのチープでベーシックなヤツも大好き。
そんなあなたにはコチラもご紹介。
PAPER MATE / SharpWriter Mechanical Pencil(ペーパーメイト/シャープライター)

Sharpieと同じSANFORD傘下のブランド、PAPER MATE(ペーパーメイト)のロングセラー、"SharpWriter(シャープライター)"です。

メカニカル・ペンシルって、いわゆるシャーペンなんですが、ノック式ではなく、先端のベージュの部分を回転させると、芯がシューっと出てくるツイスト式。
要するに『ノックは無用!』(年齢層&地域限定ネタ)。
出しすぎたら逆回転すれば戻ります。

ベージュの先端+黄色の軸+ピンクの消しゴム……と見た目がほとんど鉛筆。
使い捨てなので、ホントに鉛筆感覚でお使いください(分解して芯を入れる方法もあるようですが、自己責任でお願いします)。

なんと今でもアメリカ製(Assembled in USA)なのも高ポイント。
Bicの"Orange"や"Round Stic"などの定番品が生産国を切り替えた今、まさに最後の砦。

おそらく現時点での、『ワークシャツ/カバーオールのペンポケットに似合うペン第1位』(自分調べ)です。


ボール状にまとめたカラフルな輪ゴムの塊、その名もRubber Band Ball(ラバーバンドボール)。
STAPLES / Rubber Band Ball(ラバーバンドボール)

アメリカのオフィス用品店には必ず置いてあるアイテムです。
今回入荷したのは、大手オフィス用品チェーン『STAPLES(ステイプルズ)』のもの。
あのLAの『ステイプルズ・センター』でおなじみの会社です。

約180本の輪ゴムで構成された、直径6.4cmのお手頃サイズ。
ちなみに、"rubber band ball"に、"largest"や"biggest"などの単語をプラスして画像検索すると、かなり凶悪なサイズのものが見られます。

外側から取り外して使っていくのですが、分解せずにそのまま飾っててもカワイイかも。
ペットに奪われないように注意が必要です(笑)。


以上、『アメリカでスタンダードなのに日本では見かけない』をテーマに集めた3点ですが、特派員報告によると、実はアメリカでもなかなか見つからなかったとか。
「ベタすぎて気にしてないうちに生産国変更or絶滅→その後高騰」はスニーカーなんかでもよくあるパターンなので、あるうちに押さえておいた方が良いかも知れません。

Monday, May 2, 2011

This is...のWaxed Dress Shoe Lacesを入れてみた

「現行のスニーカーに入れるだけで、ヴィンテージっぽく見えてしまう」という"All-Cotton Athletic Shoe Laces"が大好評のThis is...さんから、新作の靴ひもが入荷。


Waxed Dress Shoe Laces - 30inch
Waxed Dress Shoe Laces - 48inch

主にドレスシューズ向けの、ワックスド(ロウ引き)・コットンのフラット・シューレースです。

「ナニそれ普通じゃん」、「どう使うの?」という方のために、今回も実演いたします。

入荷直後に購入、以降履き続けて、イイ感じに味の出てきたU.S.NAVYのドレスシューズ

このままでもカッコイイけど、ちょっと雰囲気を変えたい。
そんなとき、このフラットレースにコンバート。

おっ!いいじゃないスか〜。
'40s頃のミリタリーシューズや、Aldenのプレーントゥなんかの感じに一気に近づきました。
¥600で。


茶色もあるので、Mark McNairyのウィングチップに入れてみる事に。



アリですね。むしろコレですね。
茶色が入って、ちょっと引き締まった雰囲気に。


適当なサンプルが見つからなかったので、撮影できせんでしたが、48インチのブーツタイプでも、おそらく効果を発揮する事間違いなしです。
ワークブーツやマウンテンブーツのトラ紐(2トーンの丸ヒモ)を、シンプルなフラットレースに変えると……、想像だけでワクワクしますね。

このように、丸紐のイメージの強い靴に入れる事で、ガラリと印象を変えてしまうフラットレース。
ドレスシューズはもちろん、モカシン、カントリーブーツ、素材やカラーによってはスニーカーにも合うかも?(実は30インチタイプは、長さ的にTop SiderやVANS Authenticなどのデッキシューズにもピッタリ)

アイデア次第でいろいろ試してみてください!